マウスピース型矯正装置を用いた治療について
マウスピース型矯正治療は、透明なマウスピースが取り外し可能な矯正装置です。可撤式矯正装置には幾つかありますが、マウスピース矯正は各段階ごとに模型を作製し、 Aligner Aid Program というコンピュータソフト上で移動量・回転角度などを計測することによって、簡便かつ正確な歯の移動を可能にした見えない矯正装置です。 マウスピース型矯正治療は 1 歯~多数歯まで、さまざまな症例に幅広く適用できます。
従来の矯正治療の装置(ブラケット)を使用するとワイヤーが目立ってしまいましたが、マウスピースで治療すると目立たないため、矯正治療をしている事に気がつかれません。
マウスピース型矯正治療の適応症例
顎関係に大きなズレがない状態で軽度の叢生(乱杭歯)、空隙のある歯列の閉鎖、矯正の治療の後戻りなど比較的歯の移動量の少ないケースが適応となります。
メリット
① 食事中には矯正器具を外して自由に食事をする事ができる。
② 器具を外して清掃できるため口腔内を清潔に保ちやすい。
③ 器具が透明なため審美的に優れる。
④ マウスピースを利用して矯正と同時にホワイトニングを行うことができる。
デメリット
① 指示された使用時間を守らなくてはならない。
② マウスピースは適応できない症例もあるのでご相談ください。
③ 装置装着中は歯が当たらないため違和感を感じるときもある。